巨大産業「ギャンブルツーリズム」について

ギャンブル産業は世界で最も収益を上げている産業の1つです。しかし存在そのものが危険だと思われることや、大金を失う可能性がある場所であると、世間から批判を受けることもあります。

ギャンブルが認められるのは、お金の自己管理ができるとされる18歳以上に限られています。しかし、カジノとは人を騙してお金を巻き上げるだけの虚業だという声もあります。はっきりとした答えを出すのは不可能ですが、ギャンブルは世界中でタブーとされ、今後もそれは変わらないと思います。

カジノ業者が常に儲かる仕組み

カジノに行こうと思ったときには、通常1つの街にまとまってカジノがあります。ゲームやイベントを楽しむためには、荷物をまとめてその場所まで旅行する必要があるのです。例えば、ラスベガスは最も人気のある観光地の1つで、数多くのギャンブルやカジノ施設があります。でも帰る時になると来た時よりも手持ちのお金が少なくなっていることがほとんどです。では、なぜそれでも人々はラスベガスに行こうとするのでしょうか?豪華で壮大な建物を眺めるだけでそもそも十分という人もいますし、あちこちでお金を使うことで旅行の楽しみが一層増すと考える人もいるからです。それが理由で、お金を失う可能性が高いことを分かっているのに、お金を使ってしまうのです。毎年4000万人以上が、全米で最も人気のあるギャンブル街、通称「罪の街」へ旅行しているのをご存知ですか?なかには数百万ドル賭けて負けていく人もいるので、カジノ業者側がどれだけ儲かるのかが想像できます。

高級リゾート

観光地にホテルはつきもので、カジノは集客効果が非常に高い観光施設です。たとえばラスベガスに1日しか滞在できないとしたら、観光客はあっという間に帰ってしまうので、現地には大してお金が落ちないということになります。しかし、カジノ施設が稼ぐ莫大な収益を活用すると、ホテル・レストランなどの観光施設が立ち並ぶ高級リゾート地を容易に建設できてしまうのです。そのため観光地としての魅力が高まり、ラスベガスでの滞在時間は長くなります。結果として、観光客がラスベガスに落とす金額がはるかに増えます。

心理的要因

お金をより多く使わせようとカジノ側が様々な策を講じているのを客側も知りながら、それでもお金を使ってしまうのです。非常に巧みな心理マーケティングを駆使しているので、仮に客全員がカジノ側の策略に気づいていたとしても、カジノ側は収益を上げることが可能なのです。カジノには時計が設置されていないので、時が経つのを忘れて長く滞在し使う金額も多くなります。大音量の音楽が流れているので軽率で無謀な決断をしがちになり、これもついつい浪費してしまう原因となります。ちょっとでも勝つとフリードリンクのサービスがあるのでもっとプレイしたくなり、客が損をする可能性がさらに高まります。内装デザインまで、客がより多く賭ける気を起こすための戦略として利用されているのです。

最後に

マカオの年間歳入額がラスベガスを追い越したのをご存じですか?莫大なお金を稼ぐ可能性のある巨大ギャンブル街を作りたくないという国家などありません。なぜならギャンブルがあれば歳入が増える可能性は明らかに高まるからです。観光と組み合わせると、ギャンブルは強大な産業となりますが、同時に国民の幸福を脅かす存在となります。しかし、オンラインカジノが急速に普及・発展したことで、各国政府が外国人にのみカジノ施設の利用を許可するようになる可能性はあります。そうすれば、自国民を不幸にするリスクを冒さずに歳入を得られるからです。可能性は高いと思われますが、現段階では単なる推測に過ぎません。ギャンブル業界の10年後はどうなるのかが楽しみですね。

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